大阪のシステム開発会社おすすめ3選【2025年2月】選び方や費用相場も解説

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大阪のシステム開発会社おすすめを徹底比較

デジタル化が進みAIが普及してきた昨今、システム開発のニーズは高まっています。ECサイトを新たに作成したり、既存のデータ管理システムをクラウド化するなど、依頼内容は様々です。

しかしながら、自社がシステム開発を依頼する際、何を基準に会社を選べば良いのかわからない方も多いでしょう。エンジニアの技術力ももちろん大切ですが、システム開発会社ごとの得意分野や実績、組織の仕組みなども確認しておく必要があります。

この記事では大阪でおすすめのシステム開発会社を紹介し、失敗したいための選び方や費用相場についても解説します。

システムを活用して自社の業務効率化や事業の成長を実現したい方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

大阪のシステム開発会社おすすめ3つを比較

大阪のシステム開発会社おすすめを比較

大阪でおすすめのシステム開発会社は以下の3社です。

システム開発会社特徴
株式会社クラウドシードWebに関する様々なニーズに応える。既存システムのクラウド化も可能
株式会社ベックNonStopサーバー業界のパイオニア。オリジナルのパッケージ製品も取り扱う
株式会社ユニノワール業務フロー改善や効率化に強みを持ち、技術者派遣により柔軟な対応を実現

各社のサービス内容や強みについて、詳しく解説します。

株式会社クラウドシード

AIシステム、顧客管理システム、POSシステムなど、多数の開発実績があり幅広いシステム開発が可能です。そのほかWebサイト制作、SNSの活用方法に関するアドバイスなど、Webに関する多様なニーズに対応します。

料金プラン・Webシステム開発(小規模):100万円~300万円
・Webシステム開発(大規模):500万円~
・Webシステムサーバー管理:月額0.5万円~
・Webシステムサーバー保守・運用:月額1.5万円~
実績・AIシステム開発
・顧客管理システム開発
・予約システム開発など
強みWeb全般に関してコンサルティングから開発、運用まで一貫してサポート可能
おすすめな企業システム開発だけでなく、効果的な運用方法やWebマーケティング施策についても知りたい企業
電話番号06-6341-5611
会社所在地〒530-0003
大阪府大阪市北区堂島2丁目3-2 堂北ビルディング 406

Webの総合的なプランニングを強みとする、株式会社クラウドシード。オリジナルのシステム開発やWeb制作など、多様なWebサービスを提供しています。

システム導入についてのコンサルティングから開発、導入後の保守はもちろん、効果的なシステム運用によるマネタイズのフェーズまで一貫してサポート。Webを活用するための一連の業務をワンストップで依頼可能です。

既存の基幹業務システムのクラウド化も可能。デジタル化により経営課題の解決を支援します。

株式会社ベック

株式会社サイネックスの子会社であり、NonStopサーバー業界のパイオニアとして高い知名度を誇る株式会社ベック。金融、医療、小売りなど、様々な業種におけるシステム開発の実績があり、オリジナルのパッケージ製品も提供しています。

料金プラン要問い合わせ
実績・プラネックス社開発「豪商」旗艦パートナー
・有価証券管理ソフトウェア開発
・仕入/在庫管理ソフトウェア開発など
強みNonStopサーバー業界における豊富な実績、完成度の高い製品を基本とした安定感のある開発
おすすめな企業自社にあった製造・在庫・販売管理システムなどを導入したい企業
電話番号06-6271-6106
会社所在地〒541-0052
大阪市中央区安土町三丁目5番6号 ナカヒロビル2階

WindowsやLinuxでのオープン系の開発や、汎用機とUnixとの中間に位置するNonStopサーバーによる開発などに対応。幅広い業界・業種における実績があります。

オリジナルのパッケージ製品として、データベース自動同期機能が特徴の「Syncar(シンカー)」や、データの整合性を保ちながらのトランザクション管理・ルーティング管理・メッセージ管理・プロセス管理を行える「BaseFox」があります。

食品製造販売の基幹業務を担うシステム「豪商」のカスタマイズも行っています。5,000社超の調査分析により食品業界の業務の特性を熟知しており、要望に応じたアレンジが可能です。

株式会社ユニノワール

ソフトウェアの企画開発やサポート、ICT環境整備などを担い、誰にでも使いやすいソフトウェアの提供によって課題解決・業務フローの改善に貢献しています。外国籍の人材も積極的に採用し、グローバル化を目指すシステム開発会社です。

料金プラン要問い合わせ
実績・自治体向け業務支援パッケージ開発
・建物総合管理会社の経理システム保守
・鉄道障害管理システム開発など
強み技術者派遣による、業務フロー改善への細やかなサポート
おすすめな企業常駐型の技術支援や、オープン系言語を用いた業務システム開発を求める企業
電話番号06-4792-7027
会社所在地大阪本社
〒530-0044
大阪市北区東天満1丁目6番6号
天満オーセンビル6階

2007年創業の株式会社ユニノワール。Web系、汎用系だけででなくiPhoneやandroid向けのシステム開発まで幅広く行っており、クライアントのリクエストに応じた自由度の高いシステム構築が可能です。

200名の技術者を抱え、常駐形式・受託形式いずれにも対応。規模にして数人/月~数十人/月のプログラム開発を請負っています。

業務フロー改善や効率化に関わる要望に柔軟に応える点が持ち味で、PC入れ替えに伴うキッティング作業や、旧システムから新システムへのマイグレーションなども依頼できます。

失敗しない大阪のシステム開発会社の10の選び方

失敗しない大阪のシステム開発会社の10の選び方

失敗しない大阪のシステム開発会社の10の選び方は以下の通りです。

それぞれ詳しく解説します。

依頼したいジャンルのシステム開発の実績があるか

自社と同じ業界・業種のクライアントを担当した経験が豊富なシステム開発会社を選ぶのがおすすめです。

同種のシステムの開発実績があっても、自社の業界に対する知識がなければ、開発したシステムが業務改善に役立たない可能性があります。また、不必要な機能に費用を支払うことになりかねません。

自社と同じ業界での開発実績があれば、その経験や知見をもとに、実際に業務に役立つシステムを開発をしてくれる可能性が高まります。

HPなどに記載のシステム開発実績の中に、自社と同じ業界での実績があるかどうかをチェックしておきましょう。また、契約前の打ち合わせの際に、自社業界の専門用語を理解しているかなどを確認するのもひとつの方法です。

依頼したいサービス内容に応じてもらえるか

システムには、業務システムや基幹システムなど複数の種類があります。自社が開発してほしい種類のシステムを得意とする会社を選びましょう。

もし不得意なシステムを無理に依頼すると、結果として質の悪いシステムが出来上がってしまう可能性があります。たとえば、システムのレスポンスが遅かったり、すぐにフリーズしてしまうなどのトラブルが起きると、かえって業務に支障をきたします。

また、得意とする開発規模も会社によって異なります。実績件数が多くても、小規模な案件が中心で、大企業などの規模が大きいシステム開発は苦手な場合もあります。どの程度の規模に対応可能かも、事前にチェックしておくようにしましょう。

財務状況が安定しているか

システム開発会社の財務状況は、契約前にチェックしておくべきポイントです。

システム開発は、成果物を納品して終わりではありません。導入後の操作方法のレクチャー、エラー時のサポート、定期的なアップデートを含むメンテナンスなど、いわゆる「保守・運用」が大切です。

もし財務状況が安定していない会社に依頼してしまうと、唐突に倒産して継続的なサポートが受けられなくなるリスクがあります。また、倒産まではいかずとも、人員不足による品質の低下、開発進捗の遅れなども起こりえます。

システム開発会社を選ぶ際は、その会社の財務状況はもちろん、共に開発業務に携わるパートナー企業の経営状況に不安がないかも確認しておくと良いでしょう。

自社でシステム開発を進めてもらえるか

1社でシステム開発を進められる会社へ依頼することで、システム開発失敗のリスクを減らすことができます。

IT業界では、1つの案件に複数の下請け企業が関わる「ピラミッド構造」が多くみられます。下請け企業と協力することで、より幅広い案件を受注できるためです。また、大規模のプロジェクトに多くの人員を投じることができるというメリットもあります。

しかし、子請け・孫請けと多重の再委託をおこなっていくと、伝言ゲームのようにクライアントの要望が正確に伝わらなくなる可能性があります。また、下請けのエンジニアのスキルが低いなどの理由から、開発に時間がかかる場合もあります。

システム開発会社に依頼する際は、なるべく1社で開発を完結できる会社を選ぶことがおすすめです。

地域性を意識したサービス展開をしているか

システム開発会社は、自社と物理的な距離が近いところを選ぶのがおすすめです。

開発の工程の中で、たびたびクライアントとシステム開発会社のコミュニケーションが必要になることがあります。昨今はテレビ通話なども普及していますが、実際に現場に足を運ぶことができる距離であれば、顔を合わせてより綿密な打ち合わせが可能です。また、リリース後の急なトラブルの際にも駆けつけてもらいやすくなります。

自社の近隣に事業所があるかどうか、確認しておきましょう。

準委任契約が結べるか

システム開発には「受託開発(請負契約)」「準委任契約」があります。仕様変更などへの柔軟な対応が可能な「準委任契約」が契約種別の選択肢にあるかどうか、確認しておく必要があります。

受託開発(請負契約)は、成果物を納品する契約です。案件単位の固定料金であり、要件がはっきりした短期案件に適しています。対して準委任契約は、時間単価もしくは人月単価の料金体系で業務を依頼するものです。途中で要件に変更が生じても対応できるため、長期案件が適しています。

準委任契約を結ぶことが可能なシステム開発会社であれば、より柔軟な対応が可能となるでしょう。

担当者の提案力・コミュニケーション能力が高いか

セールスエンジニアやSIer営業といった、システム開発における担当者の提案力やコミュニケーションスキルは、成功のカギを握ります。

自社の解決したい課題を把握し、要望に合った適切な提案を行うのが担当営業の役割です。もしヒアリングが十分でなかったり、業界への理解が薄いと、最適な提案ができない可能性があります。

面談時に担当営業から積極的な提案があるかどうかは、見ておくべきポイントのひとつです。

契約までの打ち合わせにPMが同席してくれるか

PM(プロジェクトマネージャー)は、プロジェクト全体を統率し、品質や進捗などを管理する役割があります。PMが打ち合わせに同席してくれれば、自社の要望をより詳細に把握してもらうことができます。

実際に開発におけるプログラミングそのものを行うエンジニアのスキルももちろん大切です。しかし、もしプログラミングスキルが高くても、作ってほしいシステムがどんなものかを正しく把握していなければ、プロジェクトは失敗に終わるでしょう。

自社がどのような目的でどんなシステムを開発してほしいのかを正しく理解してエンジニアに伝えるのが、PMの役割です。

齟齬を減らしたり、プロジェクトをより円滑に進めるためにも、PMが打ち合わせに同席してくれる会社を選ぶのがベターです。

予算内で依頼できる会社か

自社の予算の範囲内で依頼できる会社を選ぶことも、忘れてはいけません。

システムは、開発するものの種類によって費用相場が異なります。多くの機能を求めるほど、多くの時間と人員が必要になり費用がかさみます。

将来発生する業務を見据えて、よりハイレベルなシステムを選択したり、要望する機能以外に色々な付加機能を搭載することも可能ですが、必要以上に予算を割くと経営を圧迫するおそれがあります。

あらかじめ予算を決めて交渉を進めるようにしましょう。

安心できる運用・保守体制が整っているか

システム導入後の運用・保守を行う体制が整っているかも、確認しておくべき点です。

万が一のエラーやバグなどのトラブル発生時に迅速に対応してくれたり、定期的なアップデートなどのメンテナンスを常識的な価格で行ってくれることで、導入後も安心して業務にシステムを活用することができます。

開発までの期間や料金だけでなく、その後の運用・保守の具体的なサービス内容についても事前にチェックしておきましょう。

システム開発会社とは何

システム開発会社とは何

システム開発とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。

システム開発は、自社の業務をデジタル化・効率化したり、経営課題を解決するためのコンピューターシステムを開発することです。

たとえば、自社の営業マンが紙のファイルや手帳に顧客情報を書き込んで顧客管理をおこなっていたとします。一見問題ないように思えますが、紙媒体は情報共有がしづらく、他部署との連携を取るのが困難です。また、事業所への問い合わせに他の従業員が対応する際にも手間がかかってしまいます。

そこで、クラウド型の顧客管理システムを導入すれば、他部署や他事業所からも顧客情報にアクセスでき、より円滑な業務遂行が可能となります。

システム開発会社には、こういった新規システムの開発はもちろん、既存システムのクラウド化なども依頼することができます。業務効率を上げ、余裕のできた時間や人員を有効活用することで、収益増加にもつながります。

大阪でシステム開発会社に依頼する際にかかる費用相場

大阪でシステム開発会社に依頼する際にかかる費用相場

大阪でシステム開発会社に依頼する際にかかる費用相場は以下の通りです。

種類相場
Webシステム100万円~
業務システム500万円~
基幹システム1,000万円~

開発するシステムの種類によって費用が異なります。それぞれ詳しく解説します。

Webシステム開発は100万円~

Webシステム開発は、事業規模次第で料金が変わります。

たとえば小規模のECサイトであれば、100万未満で開発できることも。対して、検索やメッセージなど多くの機能を有した大規模なマッチングサイトであれば、1,000万円ほどかかる場合もあります。

業務システム開発は500万円~

業務システムは、おおむね500万円~が相場です。しかし、システムの複雑さによって料金は異なります。

業務内容によって、必要な機能は様々です。より多くの機能を搭載し、複雑なプログラミングが必要になるほど、費用は高くなります。たとえば生産管理・物流管理システムなどは複雑な部類であり、規模が大きくなると1,000万円ほどかかる場合もあると言われています。

対して、データベースなどの単純な情報サービスは比較的安価で、500万円未満で開発できることも多くあります。

基幹システム開発は1,000万円~

基幹システムは特に経営を支える業務を管理するものであり、最も開発コストのかかるシステムです。設計・開発いずれの工程においても手間がかかりやすいのが理由です。

たとえば販売管理システム、在庫管理システム、 財務会計システムなどが当てはまります。規模が大きくなると、1億円ほどかかる場合もあります。

大阪のシステム開発会社に依頼する際の注意点

大阪のシステム開発会社に依頼する際の注意点

システム開発会社に依頼する際は、以下の点に注意しましょう。

各注意点について詳しく解説します。

システム開発の目的・ゴールを決めておく

あらかじめシステム開発の目的・ゴールを具体的な数値で決めておくと、システム会社に正確に希望が伝わりやすくなります。

システム開発会社と目的やゴールの共有ができていなければ、必要な機能がなかったり、使いづらいシステムになってしまうおそれがあります。特に準委任契約の場合、成果物ではなく業務に対して対価を支払う仕組みのため、ゴールが曖昧になりがちです。

認識のずれをなくすため、打ち合わせ時に明確なゴールの設定を行いましょう。

プロジェクトの関係者を確認する

システム開発プロジェクトにかかわるメンバーの体制図を確認することも大切です。

IT業界に多い多重下請け構造は、スキルの低いエンジニアを流入させるリスクがあります。また、直接認識合わせを行った担当者から関係が遠くなればなるほど、正確に要望が伝わっていない可能性が高まります。

可能な限り組織表や関係者名簿を見せてもらうなどして、下請け構造について確認しておくようにしましょう。

1つのシステム開発会社に依存しない

1つのシステム開発会社に依存しすぎると、後々不都合が生じることがあります。

たとえば、事業の拡大などの理由でシステムの大幅な切り替えが必要となった場合、前回依頼したシステム開発会社では対応しきれなくなることがあり得ます。そのようなケースで、もしシステムが特殊な仕様であったりすると、別のシステム開発会社に乗り換えることは困難です。

ワンストップで依頼できるシステム開発会社は魅力的ですが、今後の事業展開も念頭に置き、場合によっては乗り換えることも可能な融通の利く会社を選ぶと良いでしょう。

複数社で見積もりを取る

契約前に複数社で見積もりを取ると、相場感が把握しやすくなります。

自社の必要としているシステムが「業務システム」「基幹システム」などどのような種類に分類されるのかや、開発までにどれくらいの時間と人員を要するのかは、専門家であるシステム開発会社に相談してみないとわからない場合もあるでしょう。

複数社で見積もりを取ることで、自社の要望が整理でき、それに伴って必要な費用も明確になっていきます。具体的には3社、4社ほどで比較検討するのがおすすめです。

現実的ではない納期を設定しない

システム開発は、納期を急ぎすぎないことも失敗しないためのポイントです。

設計からプログラミング、テストまで、システム開発には多くの工程があります。その分おのずと時間もかかるため、無謀な納期を設定するのは避けましょう。不必要にスピードを求めると、欠陥だらけのシステムができる可能性があります。

余裕を持ったスケジュールでシステム開発会社選びを進めていき、現実的な範囲で納期を設定して依頼するようにしましょう。

追加費用が発生しないか確認する

追加費用が発生すると、トラブルに発展することがあります。

システム開発において追加費用が発生するのは、設計や見積もりの段階で認識にズレがあったり、想定よりも開発工数が増えてしまうことなどが原因です。大きな追加費用が発生する、予算をオーバーしてしまう可能性があります。場合によっては、開発を中断しなければならないこともあります。

どのような場合にいくらの追加費用が発生するのかは、事前に確認しておくのがおすすめです。

【まとめ】自社の課題・目的に適したシステム開発会社を選ぼう

システム開発会社は多種多様であり、会社によって得意分野が大きく異なります。Webシステムが得意な会社、基幹システムに多くの実績がある会社など、それぞれの特色があります。

より自社の経営課題解決に寄与しつつ適正な費用のシステムを開発を実現するには、業界に対する理解が深く、類似したシステムの開発経験が豊富な会社を選ぶのがおすすめです。また、プロジェクト始動前の認識合わせも重要であり、しっかりとお互いのことを知っておくことが不可欠です。

自社の課題・目的に合ったシステムが開発できる会社を選び、業務の効率化と事業の成長を加速させましょう。

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